2022年度千葉ブロック建設クラブ 代表所信

一期一会~生涯一度の機会を大切に~

[はじめに]
2020年の新型コロナウイルス感染拡大に始まり、ロシアによるウクライナ侵攻、1990年以来の1ドル150円台となる円安相場によって不安定な世界情勢が続いています。これにより、我々建設産業は建設資材の高騰や納期の遅延によって工事原価の増加など様々な困難に直面しています。
しかし、我々千葉ブロック建設クラブは26年間の歴史の中で様々な課題に直面しながら、県内各地の会員がお互いを助け合い乗り越えてきました。先輩諸氏が築き上げてきたこの組織力をさらに向上させていかなければなりません。

[一期一会]
本年度は「一期一会~生涯一度の機会を大切に~ 」をスローガンとして活動してまいります。このスローガンには、人との出会いや様々な機会も生涯一度の好機と捉えて何事にも日々懸命に取
り組もうという思いを込めさせていただきました。懸命に取り組める人には、有益な情報や機会が与えられます。その行動力と心構えが社業や会員個人にとってより良い未来に影響を与えると確信しています。この思いを胸に全会員が益々発展できるよう生涯一度の機会を大切にしていきましょう。

[組織の活性化]
千葉ブロック建設クラブの最大の魅力とは様々な業種のシニア会員、現役会員がビジネスを中心とした交流ができることです。これは我々にとって大きな財産であり、社業を発展させていく上で非常に有益であります。我々はこの組織を社業や会員相互の利益ために最大限活用していかなければなりません。そのためには組織の活性化は不可欠であります。しかし、新たな仲間との出会いや交流がなければ組織は活性化しません。よって、本年度は総会および定例会に多くのオブザーバーをお招きし、千葉ブロック建設クラブの魅力を伝えて会員拡大に努めます。そして、新たな仲間との交流する場を提供し、組織の活性化に尽力させていただきます。

[課題の共有]
我々建設産業は生産年齢人口の減少による人手不足やインボイス制度の施行による一人親方の問題、時間外労働の上限規制適用など乗り越えなければならない数多くの課題に直面していま
す。このような課題を乗り越えるのに早期に課題を発見し、同じ課題を抱えた方々と情報共有をしていく必要があります。その点では、千葉ブロック建設クラブの組織力は絶大な効果を発揮すると確信しています。よって、今年度は定例会にて我々建設産業が抱える課題を発信できる機会を提供させていただきます。多くの会員で情報の共有を行い、さらなる社業の発展に繋げてまいりましょう。

[結びに]
千葉ブロック建設クラブ創立以来、26年間先輩諸氏が紡いでこられた歴史をしっかりと継承し、生涯一度のこの機会を大切に組織の発展に尽力いたします。ビジネスを中心とした会員の交流を通して個人の資質向上 と会員企業の成長を図り、安心して生活できる真に豊かな社会づくりに貢献できるよう1年間邁進してまいります。

基本方針

  • ① 総会及び各種会議 の開催
  • ② 会員並びにシニア会員との交流
  • ③ 定例会の実施
  • ④ 会員拡大
  • ⑤ 建設部会との連携